日時: Sat Apr 30, 2005 10:15 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い

--------------------------------------------------------------------------------

ぬくまろぴろーぶたちゃんファンならびにぴろーファンのみなさまこんばんわっ！
新コンテンツの再開とフリッカ新製品の販売ラッシュでようやくホントの春がきたーって感じですよねー！うれしい限りです。

私がぬくまろちゃんと出会い、早１年以上が経とうとしています。
あの日、あの時もしお店の中でぬくまろちゃんと出会ってなかったら・・・・・・・・・・
狭い６畳の部屋にぬくまろちゃんだらけになってなかったでしょう！いったい今、何匹いるんだー！

あれは昨年の１月の下旬だったと思うのですが、その日なにげにふとスポットライトが欲しいいなーと思い立ち寄ったパスポートさん。入り口の所の陳列棚に山積みになったぬいぐるみ達が・・・。もともとぶたちゃんのキャラクターが好きでおもちゃ屋さんに行っては「かわいいぶたちゃんいないかなー」と探していました。そん中にいるではありませんか！私好みのぶたちゃんが！「おーっ！ずいぶんかわいいじゃない、このぶたちゃん。ぬくまろぴろー？ぴろーって枕？」たしかにクッションの横に陳列されていたと思います。早速手にとり抱き上げてみるとふわふわでやわらかい！手触りも気持ちいい！その時すでにぬくまろと言うネーミングに何か惹かれる物がありました。
「1000円？これで1000円なら買ってもいいかなー？」とぬくまろぴろーぶたちゃんを
抱えレジに向かうひでボンちゃんであった・・・・・・・。　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Wed May 04, 2005 1:39 am 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その2

--------------------------------------------------------------------------------

続き・・・・・

代金を支払うべくレジに向かう。さすがに週末とあって女性や子供の客層がほとんどだ。その中でぶたちゃんのぬいぐるみを抱えレジの順番を待つのは、いささか恥ずかしい・・・・・。ようやく自分の番になる。ぬくまろちゃんをレジの上に差し出すと女性の店員さんが「プレゼント用ですか？」と梱包形態について質問してきた。プレゼントするわけでないしわざわざ包装紙にくるんでリボンを付けてもらうわけにもいかないのでとっさに「あっ！ふつーでいいです・・・・」と、あたかもプレゼントを装うかのごとく答えた。

1050円を支払い、丈夫な厚手の白い手さげにぬくまろちゃんを入れてもらい店を出る。
もらったレシートには
　　　「ヌクマロピロー　レギュラーブタ」と詳細に表示してあった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以下次号
登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Sat May 07, 2005 11:08 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その3

--------------------------------------------------------------------------------

続き・・・・・

さて、その日売り場にはミニ、ぷちもたくさん販売してあった。ビッグぶたのみ品切れの状態であった。その他かっぱちゃんもうさちゃんも大量にあった。2003年冬生産販売型のぬくまろちゃんが貴重な存在となった今、その時私は夢のような中にいたんだのだと今になって思える。
初対面した時のぬくまろちゃん達へのイメージはかわいいと言うよりも「安い！」というのが一番だった。だってミニが500円、ぷちが380円という価格設定は品質の面から考えてもミニとぷちの価格差が120円であるというこからみても明らかだ。この価格の安さが後々の大量購入という事態を招いてしまう結果になるのだが。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Tue May 10, 2005 9:53 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その4

--------------------------------------------------------------------------------

ぬくまろちゃんを購入後その日は用事がないので家路についた。1月の下旬である。かなりの寒さの中を約30分かけてスクーターを飛ばし、ようやく家にたどり着く。もう午後1時をまわっていたであろうか。途中コンビニで買った弁当をパクつきながらテレビを見るが土曜の午後とあってテレビ番組もつまらない。ボケーっとしているうちにうとうと眠くなり昼寝でもしょうかと思い立った。
ここでぴろー（枕）としてのぬくまろちゃんの初使用だ。早速、袋から取り出した私は床の上で寝る態勢をとり買ったばかりのぬくまろちゃんを頭の後ろに添えたままゴロンと勢いよく横になった。その時だ！あまりのふわふわの柔らかさのせいでぬくまろちゃんの背中に頭がめり込んでしまった。「ありゃー！ふわふわすぎて枕にならないや。」
「枕だって言うのにこれじゃな〜。」「ぴろー？」「抱き枕？」
そう！ここで初めてぬくまろちゃんが抱き枕だという事に気が付いたひでボンちゃんであった！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以下次号


登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Sat May 14, 2005 11:12 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その5

--------------------------------------------------------------------------------

それ以後、枕として扱ったことは無い。いきなり、なんか可哀想な事をしてしまつた罪悪感がぬくまろちゃんに対して今もある。
その後、昼寝を続行したのか目がさめてしまったか忘れたがぬくまろちゃんの魅力はそう時間をかけずに伝わってきた。
ぬくまろちゃんをあらためて観察してみる。ぬくまろちゃんの顔は非常にシンプルだ。だがそのシンプルさの中にかわいいということはこーゆう事だと云わんばかりにせまってくる迫力がある。昔テレビのコマーシャルで「人形は顔が命です。」というのがあったのを思い出す。（今もあるのかな？）
眼の大きさと鼻の大きさ、目鼻のバランス。ギョーザのようなピンクの耳、首からアゴにかけてのライン、頭部と胴体の絶妙なバランス、小さなしっぽにまで綿を詰めているこだわり。全てにおいてスバラシイ！何もたしてはいけないし、何も引いてはいけない
かわいいぶたの代名詞と言っても過言ではないとぬくまろちゃんに思った。

だがその時点にあってもぬくまろちゃんは、雑貨屋さんに売っていた単なるかわいいぬいぐるみでしかなかった。とある事がきっかけになるまでは。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以下次号


登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Mon May 30, 2005 9:56 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その6

--------------------------------------------------------------------------------

「このぬいぐるみいい！」と思った瞬間から私にはある思いが芽生えてきた。
それはみんなにこのぬいぐるみを教えてあげたいということだった。
「自分がこんなに気に入ったものなのだから絶対みんなも好きになってくれるはず！
プレゼントしたい！」という思いだった。
もう一つ、毎日なにかしらぬくまろちゃんをいじっていると半年、1年後には汚れてしまってボロボロになってしまう不安。（もちろんボロボロになったって捨てないけどね!）
もうすでにぬくまろとずーっと一緒にこれからも居たいという決意は固まっていた。

「よし！ぬくまろ買いにいこう！」「プレゼント用と保管用に！」

そしてまた初めて購入した次ぎの日の日曜日、再びスクーターで出かける。
ぬくまろちゃん達が待つあのお店に・・・・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Sat Jun 04, 2005 10:03 pm 記事の件名: ぶたちゃんとの出会い その7

--------------------------------------------------------------------------------

プレゼントといっても特に渡す予定はなかった。しいといえば北海道にいる甥っ子達にでも送ってやるぐらいだ。もし何かの時にでも「はい！これお土産だよ！」って具合に渡すのに丁度よいと思ったのだ。値段が手ごろだもんね！

お店に着くなり私はぴろー達とにらめっこだ。「どのぴろーちゃんが一番可愛いかな〜」抱き上げては正面から見たり斜め横、あっちの角度、こっちの角度。
とっかえひっかえ。この行為は今でもだ。
「きゃーかわいい〜！」と小学生ぐらいの女の子が売り場にくると、バツが悪いんで
その場を一時退散！またしばらくしてからぴろーちゃんとにらめっこ。
それを繰り返すこと30分。とりあえず今日はこれだけとぶたのレギュラーとミニとプチをそれぞれ１匹ずつ購入。思ったほど買わなかった。理由はスクーターにあまり積めない事と部屋が手狭なもんでいっぱいにしたくなかったからだ。
まだ見ぬビッグをその日、取り寄せ注文しその日は家路についた。
売り場には未だ沢山のぴろーたちが自分達を可愛がってくれるであろう飼い主を待って陳列棚でひしめいているのであった・・・・・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Tue Jun 07, 2005 11:14 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その8

--------------------------------------------------------------------------------

その頃、私はパソコンは持っていたのだがインターネットは利用していなかった。
理由は電話を自宅にひく手続きが面倒だったからだ。実際、電話加入権を得、インター
ネットを活用しだしたのはもっと後の事だ。ぬくまろちゃんのおしりに付いているタグに
まつもとさんのホームﾍﾟｰジのアドレスがあったのはもちろん知っていたがインターネットの有用性をまったく認識していなかった。

数日後お店からビッグ入荷の連絡が私のPHSに入った。
「よーし！買いに行くか〜！」その週末、私は早速お店に出向く事となる。
但し今までとは勝手が違う。スクーターでなく車でだ。車で行く理由は只一つ。
ぬくまろぶたちゃんの大量購入の為だ。

お店に着くなり、わたしはにらめっこもほどほどにぬくまろちゃんを抱え込んでいった。
初めてみたビッグの顔も思った以上にかわいかった。
そしてその日購入数は失念したが小さなフィアットの車内は白い袋で埋め尽くされたのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Sun Jun 12, 2005 10:02 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その9

--------------------------------------------------------------------------------

すでに必要量確保した達成感は実にすがすがしいものだったと記憶する。
その日の購入内訳は失念してしまったが、たしか1万円は超えていないと思うのだが
その後も何度か足を運び最終的に2003年冬生産型ぬくまろぴろーぶたちゃんの購入数はビッグ4、ﾚｷﾞｭﾗｰ5、みに3、ぷち3となった。（意外と少くなかったね・・・・大量購入と言う表現は適切でなかったかも・・・・・・・期待していた皆さんゴメンナサイ・・・・・）

そのころまだぬくまろが季節限定の旬のぬいぐるみだった事とはつゆ知らず、「まーいつでも買えるさ」とたかをくくっていた。そのせいで私は大きな過ちを犯してしまった！
そう！他の種類のぴろーをまったく無視していたのだ！「とりあえずぶたちゃんだけあれば・・・・・・もう部屋のなかいっぱいだもんね・・・・・・」そんな自分への戒めがあったように思える。
確かに売り場で手にとって見たことはあった。ビッグのかっぱちゃんやぷちかっぱ・・・・
白うさ・・・・どれも劣らずかわいい！ふわふわで興味を惹いたことは確か。
「わー、なんだこのぷちかっぱ・・・・へーっ！顔がふえふえしてるよ。ちゃんと甲羅がありゃー・・・・・」
かわいいのは判っていたのに購入の対象にはならなかった・・・・・
これも当時「ぶたマニア」だった宿命なのか・・・・・

ある日お店に赴くとぬくまろ達のいる陳列棚の様子が変わっていた。
在庫数がめっきり減りセール対象の価格表示がなされていたのだ。
「ひぇー！安くすんならもっと早くしてよっ〜」

その特別セールこそぬくまろ達との別れの前兆とも知らずに・・・・・・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Sat Jun 18, 2005 11:21 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その10

--------------------------------------------------------------------------------

本来ぬいぐるみに対する愛情表現で汚れて、スレて破れても縫い直す・・・・・
その繰り返しでつぎはぎだらけになったぬいぐるみ・・・・・
それでも抱いてかわいがられるぬいぐるみ・・・・・・
ぬいぐるみにとってそれが本当は幸せな姿、あるべき一つの姿・・・・・・
つぎはぎこそ、針の縫い合わせ一本一本こそぬいぐるみにとっての勲章・・・・・
「ねーぇ！ねーぇ！また縫ってもらったの！いいでしょ！」と他のぬいぐるみに自慢
するぬいぐるみを思うと目頭が熱くなる。
もちろん飾っているだけで幸せなぬいぐるみたちもいる。どんな接し方にしろ大事にしかわいがり愛情
をどれだけかけてあげられるか。

（ぬいぐるみに情が移ってしまうとこのような考えになってしまう・・・・・・
　　いろいろな意見があると思うしぬいぐるみなんだから・・・・・という意見も
　　あるだろう。ただ私は自分なりに大事に接していきたい・・・・と思う」



部屋のすみで買った時のまま抱かれる事も無くお店の手提に入れられたままのぬくまろ達・・・・・
しかもぶたちゃんばかり・・・・・・

そう思いながらも私はとうとう一匹たりともぬくまろをプレゼントしなかった。
いや正確には一度だけしたのだが、なんと返してもらったことがある。
人としてやってはいけない禁じ手をしてしまった・・・・・・
それはぷちをおみやげとして渡した時のことだ。渡した瞬間は喜んでくれた。
しかしプレゼントして数ヶ月たったある日私は渡した相手の部屋で見た。
ほったらかしのぷちの姿を・・・・・・・
「こりゃダメだ・・・・たとえどんなにかわいいぬいぐるみでも人の価値観によって
ぬいぐるみの人生は変わってしまう・・・・」
私はそっとぷちを持って帰ることにした。（それって犯罪では？　いや！保護です！）
部屋で待つぬくまろたちを今後二度と手放さない事を決意したのであった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以下次号

登録日: 2005.04.28
記事: 97
県名: 神奈川県横浜市
日時: Thu Jun 23, 2005 10:18 pm 記事の件名: ぬくまろぴろーぶたちゃんとの出会い その11

--------------------------------------------------------------------------------

購入当初より私はぬくまろというネーミングに心開かれるものが
あった。もしかすると他の名前、例えばアニマルぴろーだったとしたら
いくらかわいくても今と状況が変わっていたかも知れない。
「なんかかわいい名前・・・・・・・・」
ぬくまろってどういう意味？と多くのみなさん思われたのではないか？
私も正式には知らない。ただ最近ぬくまろが冬に発売され春にはましゅまろ
に切り変わる現状からみてぬくまろのヌクは温い（ヌクイ）、マロはましゅまろ
のまろで温いましゅまろではないかと思う　あくまで推測・・・・・・
それを裏ずけることがあるときおきた
それは値下げ表示の札が掲げられていた日から数日後のことだ。
その日も私はぬくまろ達に会いにお店へと赴いた。もうすでにたくさんの
ぴろー達を持っていたがなんかお店で会うのがとても楽しみだった。
「ぬくまろちゃん達いるかな〜？どのくらい売れたかな~？」
期待と不安を胸にお店へとでむいた。
ところがぬくまろたちは居なかった。店の入り口の陳列棚に一匹残らず
いなかった。変わりに2004年春販売のましゅまろ達が色とりどりに鎮座
していた。
「わっ！いない！」買うつもりは無かったが驚いた！
「どうした事だろう少しぐらい居てもいいのに？」
あんなにいっぱいいた棚に今はもう居ない！あんなにお店の在庫を抱え
「ほんとにこれ全部売れるの？」とお節介だが危惧していた数ヶ月前の状況と
一変していた。
私は店員さんにすかさず聞いた。
「お店の入り口にいたぬくまろって言うぬいぐるみもう無いんですか？」
店員さんこうきっぱりと答えた。
「ぬくまろは冬バージョンです。夏ﾊﾞｰｼﾞｮﾝのに変わりました.]
「冬バージョンって・・・・・・？」ぬいぐるみに旬があるなんて・・・・・・・・・・

私は寂しさを感じながら店を後にした・・・・・・・。